神山町の地域イノベーション

調布わいわいサロン

2014年07月12日 12:51

徳島県の中山間地の上勝町と神山町で全国的に知られたお2人
の地域イノベーターが誕生、その手法や発想が真逆であることに
も興味が湧き、お2人から特に人を動かすマネージメントの視点や
地域に賭ける思いを聞きに、上勝町の彩の横石社長、神山町グリ
ーンバレーの大南代表に会いに出かけた。
地域に住んでいる人が輝けるために出来ることは何かと考えて、
葉っぱビジネス他のイノベーションを起こして来た横石さん、異なる
価値観やスキルを持つ人同士の対話で新しい発想が生まれると、
クリエイティブな人材が集まる場を作ると言う手法で、新たなイノベ
ーションを次々と起こして来た大南さん、真逆な発想や手法をじっ
くりとヒヤリング出来た貴重な体験だった。

神山町のグリーンバレーの活動や面白い人が循環している、人が
ベースの仕組みは、今年3月に発行された「神山プロジェクト」や
「創造農村」を読んで基本的な勉強はしていた。
大南さんとのアポ前に昼食場所探しで町内を巡ったが、若者が多
く、活気に溢れていた。


多様な食事処も多いが、最も期待していたフレンチビストロのカフェ
オニバは今日はお休み、夕方店でシェフの長谷川さんに会う約束
は出来た。

大南さんの説明を聞いた後に、町内のIT企業のサテライトオフィス
の「えんがわ」やシェアオフィスを見学。




その後、大粟山のアーティスト・イン・レジデンスの作品や人生
に影響を与えた本を利用者が預けるHidden Libraryと言う
ユニークな図書館を見学、雨が本降りに成って来た。




山を下ってカフェオニバ(on y va)へ。
ここでの出会いがまた素晴らしく、フランスの田舎で料理修行
をした長谷川シェフとフランスの最も美しい村のガイドブックの
取材体験のある斉藤オーナーのお2人の店を見せて頂き、
フランス談義の花が咲いた。


この店の床暖房は薪を使ったオンドル方式で、有機やエコへの
拘りも強い。
この店の最終火曜日の「みんなでごはん」のプログラムは素晴
らしい。
シェフやオーナーも加わり、参加者をシェッフルしてテーブルに
着いて貰い、参加者がその場で料理を切り分ける神山流オー
プンなプログラム。

夕食は「茶房松葉庵」で、本場の割烹料理を楽しんだ。


by karl

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