フェスティバル最終日は10周年に因んだプログラムを用意した。
9時から長野県会議主催の10周年記念のパネルディスカッション。
パネラーは木曽町、南木曽町、高山村、中川村、大鹿村の5人の
多様な経歴や職業、地域づくりの活動をしている25歳~41歳の
若手メンバー。
本パネルのコーディーネーターを引き受けたので、パネラーの人選
やパネルのテーマ、ディスカッションの内容や進め方など企画を練
って来た。
事前にパネラーの皆様に情報提供して頂き、パネルの狙いや論点
を整理した資料や5人の経歴や活動内容、わが町、村への思い
や未来に向けた抱負のPPTを作成、パネラーに届けては居たが、
事前に全員で顔合わせをする時間が取れなかったので、今朝8時
に会場に集まり、顔合わせと今日のパネルの進め方、質問内容や
会場との意見交換のやり方を説明した。
「美しい村の未来に向けて、私の夢」と言うテーマで、前半を各パネ
ラーの業務や活動内容に応じた個別質問、会場との意見交換、後半
は共通内容の、わがまち・むらは10年後に如何言う美しい村に成
って欲しいのか、美しい村でやってみたいあなたの夢は何ですかを
各パネラーに述べて貰うと言う段取り。
現場で苦労されているワインぶどう栽培・ハム工房の農業経営者や
農産物の6次産業の従事者、大学で学んだ油絵を活かしアートの村
作りを目指してUターンされた新規就農者、都会からのIターン者で、
地元企業に勤め、移住後直ぐに婚活イベントの実行委員長を務める
など地域振興に積極的に関わている移住者、地域お越し協力隊を
卒業後にも近郊の町で職を得て、地元で活動している若手の女性など、
多様な現場での実践活動に根ざした悩みや将来の夢などを率直に
語り合った楽しいパネルだったと、会場の多くの人から喜んで頂けた。
パネル終了後に写真撮影。
パネルの後は、10周年記念式典で、感謝状の贈呈や木曽町の3つの
小学校の6年生による10周年の誓いを述べて貰った。