敬愛する2人の村長

調布わいわいサロン

2015年10月31日 07:22

私の最も敬愛する首長さんは、日本では飯舘村の菅野村長、
世界ではドイツバイエルン州のレッテンバッハ村のフィッシャー
前村長。ご両人の人間性に惚れてしまった。


両者ともブレ無い信念の人で、困難な環境下の中で、これぞ
と信じた政策実現能力が凄い。
フィッシャーさんは5年間掛かってバイエルン州で合併解消の
法律制定にこぎ着け、37歳で村長に就任した。
合併解消運動中はマスコミ他あらゆる方面から異端児と責め
られ、お父さんからも無理だからやめろと言われながら、同志
の奥様の支えで合併解消を勝ち取り、現在ではバイエルン州
の首相から天国の村とまで呼ばれるように成った。
補助金に頼らず村民カフェや地下に村内供給用の給湯ボイラー
を併設した身の丈にあった規模のスーパーを自前で作ったり、
若い企業家を呼び込み、村にある使用ノーハウを武器に木材
搬送や雪かきの重機トラクター製造会社の2社が大きく成長、
部品メーカーも生まれ裾野産業を含めて300人の雇用を生む
までに成長した、全てが民間経営。
村民スーパーは朝7時に開店、村内には肉屋とパン屋を併設し
た個人商店もあるが、スーパーに近隣の村外からもお客が来て、
両者とも売り上げを伸ばしている。







人口も580人から800人に拡大した。
合併解消を勝ち取った記念に建てた村の最高所にあるチャペル
に案内され、奥様にコーヒーとケーキをご馳走に成った。




関連記事