世田谷線沿線歴史散策

調布わいわいサロン

2018年12月01日 12:41

11月24日
招き猫に誘われて世田谷の歴史を垣間見てきました
集合場所は世田谷線「宮の坂」駅の旧車両広場

乗ってきたのはこの車両

集合場所にある旧車両

この車両の中で先ずは世田谷区の概要と世田谷線についてのレクチャー


最初に向かったのは「世田谷八幡宮」

世田谷八幡宮の歴史の説明を聞く参加者

かつては来年の豊作・凶作を占ったり、今年の豊作を感謝した奉納相撲。ここは江戸郊外三大相撲の一つとされていました
今でも毎年秋の例祭に東京農業大学相撲部による奉納相撲が行われている土俵です

側には力比べに使われた石。最大のものは48貫(180㎏)


続いて向かったのは「豪徳寺」

井伊家の墓地を参拝

五重塔と紅葉の美しさに多くの外国の方達もカメラを構えていました

招福観世音菩薩を祀る「招猫殿」の窓には五重塔や紅葉が映リ込み

招猫殿の横には、願が成就したお礼として数多くの招福猫児が奉納されていました

灯籠の中の招き猫もどなたかが奉納されたものでしょうか


豪徳寺を出て世田谷城址公園へ

世田谷城を築城した吉良家の盛衰、世田谷区の花「サギソウ」伝説もここにありました

ボロ市通りで昼食のあと、江戸時代中期以降彦根藩世田谷領20ヵ村の代官を世襲した大場家代官屋敷へ
代官屋敷表門

代官屋敷母屋

お白洲

敷地内にある世田谷区立郷土資料館でお勉強


世田谷区役所を経て着いたところは明治の宰相桂太郎の墓
崇拝する松陰神社隣接地に葬るべしとの遺言で当初に葬られたそうです


本日の終点は「松蔭神社」

ここを訪れるたび、安政の大獄で罰せられた吉田松陰と罰した井伊直弼が近くで眠る不思議を感じます。

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