2018年03月21日
郷土博物館&下布田遺跡見学
「調布の歴史講座」関連企画のファイナルイベントとして、3月14日、温かい陽気の中、「郷土博物館&下布田遺跡見学」が実施されました。その様子をご紹介します。
最初の訪問先は調布市立「郷土博物館」。 京王多摩川駅からの合流者と合わせて参加者30名(会員29名、一般参加1名)が玄関前に集合しました。

二班に分かれて、2Fの常設展示「調布の歴史」、1Fの企画展「ちょっと昔の暮らし」を、各々学芸員の十時さん(中央)と森さん(左)に案内して頂きます。 皆さん、近藤勇像の前で、まずは神妙に説明を拝聴。

2F展示室では、第4回講座(昨年12月)で熱演して頂いた十時さんから、主に古代の展示物を詳しく解説して頂きました。 皆さん、講座を思い出しながら、観察したり質問したり大変熱心な様子。 尖頭器やナイフ形石器、石棒、縄文土器、このあと訪問する下布田遺跡の耳飾りや狐塚古墳の鉄剣などが印象的でした。




また、1Fの企画展「ちょっと昔の暮らし」では、森さんから、懐かしい“ちょっと昔の”各種展示物を前に、これらは子供たちの学習だけでなく、認知症予防(地域回想法)にも役立っていると、大変興味深い話を伺いました。


郷土博物館本館をあとにし、映画の碑を見た後、羽毛下通りを辿って古天神公園経由で、郷土博物館分室に向かいます。


郷土博物館分室に到着

分室では、十時さんからパンフ等で国指定史跡「下布田遺跡」や市指定史跡「下布田6号墳(狐塚古墳)」等の説明を頂いたあと、館内を見学しました。未整理の出土品も沢山あり、下布田遺跡では住居跡はなく祭祀中心の可能性が高いとの興味深いお話もありました。


分室見学のあと、国指定「下布田遺跡」の中を通って、下布田古墳群の一つである「下布田6号墳(狐塚古墳)」に行き、十時さんから説明を受けました。狐が住んでいたため狐塚と命名され、現在は「歴史の広場」として保存・公開されているが、将来は国指定「下布田遺跡」との一体的な管理・活用構想もあるとの興味深いお話もありました。


この地点で自由解散となりましたが、希望者はさらに、旧甲州街道沿いにある高津装飾美術(株)の「PAL(芸術美術文庫)」に向かい、訪問しました。 裏手にある倉庫群がなんと映画等に使う大道具・小道具の保管倉庫らしき様子にビックリ。 PAL内の展示物は源氏物語(平安時代)関連のものなど(香道、貝合わせ、双六、衣装、牛車、駕籠etc)大変面白かったのですが、撮影ご法度で掲載不可なので、ご容赦ください。



以上、大変有意義な一日を楽しめました。
最初の訪問先は調布市立「郷土博物館」。 京王多摩川駅からの合流者と合わせて参加者30名(会員29名、一般参加1名)が玄関前に集合しました。
二班に分かれて、2Fの常設展示「調布の歴史」、1Fの企画展「ちょっと昔の暮らし」を、各々学芸員の十時さん(中央)と森さん(左)に案内して頂きます。 皆さん、近藤勇像の前で、まずは神妙に説明を拝聴。
2F展示室では、第4回講座(昨年12月)で熱演して頂いた十時さんから、主に古代の展示物を詳しく解説して頂きました。 皆さん、講座を思い出しながら、観察したり質問したり大変熱心な様子。 尖頭器やナイフ形石器、石棒、縄文土器、このあと訪問する下布田遺跡の耳飾りや狐塚古墳の鉄剣などが印象的でした。
また、1Fの企画展「ちょっと昔の暮らし」では、森さんから、懐かしい“ちょっと昔の”各種展示物を前に、これらは子供たちの学習だけでなく、認知症予防(地域回想法)にも役立っていると、大変興味深い話を伺いました。
郷土博物館本館をあとにし、映画の碑を見た後、羽毛下通りを辿って古天神公園経由で、郷土博物館分室に向かいます。

郷土博物館分室に到着
分室では、十時さんからパンフ等で国指定史跡「下布田遺跡」や市指定史跡「下布田6号墳(狐塚古墳)」等の説明を頂いたあと、館内を見学しました。未整理の出土品も沢山あり、下布田遺跡では住居跡はなく祭祀中心の可能性が高いとの興味深いお話もありました。
分室見学のあと、国指定「下布田遺跡」の中を通って、下布田古墳群の一つである「下布田6号墳(狐塚古墳)」に行き、十時さんから説明を受けました。狐が住んでいたため狐塚と命名され、現在は「歴史の広場」として保存・公開されているが、将来は国指定「下布田遺跡」との一体的な管理・活用構想もあるとの興味深いお話もありました。
この地点で自由解散となりましたが、希望者はさらに、旧甲州街道沿いにある高津装飾美術(株)の「PAL(芸術美術文庫)」に向かい、訪問しました。 裏手にある倉庫群がなんと映画等に使う大道具・小道具の保管倉庫らしき様子にビックリ。 PAL内の展示物は源氏物語(平安時代)関連のものなど(香道、貝合わせ、双六、衣装、牛車、駕籠etc)大変面白かったのですが、撮影ご法度で掲載不可なので、ご容赦ください。
以上、大変有意義な一日を楽しめました。